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リバースモーゲージについて調べてみた

老後の生活費に?自宅を担保にお金を借りる?返済方法が一般的な借金とは違うリバースモーゲージについて調査してみました。

リバースモーゲージの課題

リバースモーゲージの課題ですが、やはり普及率、認知度がまだまだ低いことが挙げられるでしょう。
多くの日本人の感性にあっていないということがもしかすると最大の課題かもしれません。
せっかく手にした自宅を最終的には手放さざるを得なくなるかもしれない、子供や孫のために残しておきたいのに残せないというようなことは、やはりリバースモーゲージを活用するためにはかなり大きな心理面での障害になっているかもしれません。
まだ、自分たちが取得した一戸建てなどならともかく、自分たちの親、祖父母の代から住んでいるとなると、自分の世代で手放すわけにはいかないという思いも強く働くかもしれません。
もう一つ、これも心理面でのことですが、死ぬまで安心できるかというとそうでもないということが障害になっているかもしれません。
リバースモーゲージでは自宅を担保にしてお金を借りていき、毎月の生活費の補填とするわけですが、決して死ぬまでの間ずっとお金を借り続けられることが保証されているわけでも何でもありません。
担保価値の一定割合に到達すればそれ以上は借りられなくなってしまいますし、それとは別に契約期間というものがあり、満期を迎えることでもそれ以上は借りられなくなってしまい、それどころかその時点で一括返済を求められることになるのです。
年金であれば、金額は確かに少ないかもしれませんが死ぬまでの間ずっともらい続けることができることが保証されています。
これは少なからぬ安心感につながるのですが、リバースモーゲージは自宅というこれ以上ない安心感を担保に入れながら、それに見合うだけの安心感を得ることができるのかどうかというのが大きな課題であることは間違いないでしょう。
やはり日本は持ち家信仰が強いです。
自宅を担保に入れてまで生活費をもらっても安心して生きていけないという考えも根強いでしょうが、一方で家意識や親子の関係なども昔に比べれば変化してきていますから、今後は広がる余地も大きいかもしれません。