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リバースモーゲージについて調べてみた

老後の生活費に?自宅を担保にお金を借りる?返済方法が一般的な借金とは違うリバースモーゲージについて調査してみました。

リバースモーゲージでよくあるトラブル

リバースモーゲージはまだまだ日本では一般的でない仕組みであること、金銭の額が一千万円単位と高額になることが多いことから、安易に考えていると失敗したり、トラブルを起こしたりすることが考えられます。
考えられるトラブルとしては、相続対象となる子供との間のトラブルでしょう。
極めて現実的な、具体的な例を挙げるかもしれませんが、例えば親が老齢になり、子供のうちの誰かが介護など面倒を見なければならないとしましょう。
確かに今では公的な介護保険もありますが、それでも子供に期待される部分はかなり大きいでしょう。
こういう場合、親の面倒を見る子供は明示的にせよ暗示的にせよ、親の遺産のそれなりの部分を相続できると思って介護することが多いでしょう。
こういうときに、もし親がその子供に特に断りもなしにリバースモーゲージを活用していたとなるとどういうことになるでしょうか。
答えは火を見るよりも明らかで、いずれは自分のものになるだろうと期待していた親の自宅は、親の死後は借金の返済に充てられてしまうことになります。
遺産相続を期待して、自分の生活あるいは仕事さえをも場合によっては犠牲にして献身的に介護していた子供にとっては期待はずれどころの騒ぎではなく、それこそ自分たちの今後の生活が傾いていくかもしれません。
あるいは、たとえ子供にリバースモーゲージのことを言っていたとしても、介護をしてくれるその子供だけにだったとしたらどうなるでしょうか。
この場合、他の子供たちは親の相続遺産がほとんど皆無ということになるかもしれません。
もちろんそれは介護をしていた子供も同じかもしれませんが、例えば親の存命中にリバースモーゲージから得られるお金を親のためだけでなく自分のためにも使っていたのではないかなどと疑われることは間違いないでしょう。
このように、親と子供の間で、親の死後にも相続を巡ってトラブルになる可能性を十分に孕んでいるのがリバースモーゲージの裏の側面でもあるのです。