リバースモーゲージについて調べてみた

老後の生活費に?自宅を担保にお金を借りる?返済方法が一般的な借金とは違うリバースモーゲージについて調査してみました。

リバースモーゲージの条件について

リバースモーゲージの条件ですが、単に使えるかどうかというだけのことであればともかく、家族が円満に使えるかということまで含めるのであればいろいろな条件を考えておかないといけません。
単にリバースモーゲージが使えるかどうかというだけのことであれば、話は比較的簡単です。
自宅持ち家があり、自分の年齢が規定範囲内に入ってさえいればそれでよいでしょう。
ただしこの場合でも自分だけでなく同居する人、普通は配偶者でしょうが、配偶者は連帯保証人になりますから、その了解は必要です。
しかし、リバースモーゲージの場合、何しろ自宅を担保に入れることになるわけですから、自分の死後のことまで考えると、たとえ今は別居していたとしても子供を無視するわけにはなかなかいかないでしょう。
両親の死後には自宅は相続できると思っている子供からすると、自宅が担保に入れられていて売却せざるを得ないとなるとこれは大きな問題に直面することになります。
リバースモーゲージは年金でもなければ資産運用でもない、れっきとした借金であることを忘れてはいけません。
自分の持ち家である以上は、家族が納得する限りはその資産を自分たちのために使うことが悪いことであるはずはありませんが、例えばリバースモーゲージとは全く無関係に、ただ単に自分たちが場合によっては一千万円を越えるような借金を抱えていたとすれば周囲はどう思うかということです。
もちろんとくに収入源も年金以外にはない高齢者がそんな高額の借金を作るようなことは普通はできないわけですが、これがリバースモーゲージの場合はできてしまうのです。
ですから、あまり普通には起こらないようなことを自分たちはしようとしているということをまず念頭におく必要があります。
それだけの借金を抱えるようなことは、例えば30代や40代の人間であればどうなるでしょうか。
別にリバースモーゲージが悪いとは決して言いませんが、周囲の理解を得ることは最低条件でしょう。